ぐわぐわ団4コマ漫画集第2巻の表紙を描きました!
こんにちは、くま吉です。
今日はお知らせです〜!
*・*・*・*・*・*・*・*
みんな大好き「ぐわぐわ団」の、まけもけさんが
毎日ブログに投稿している脱力系4コマ漫画。
この漫画をまとめた電子書籍、第2巻が刊行されました!
わー、おめでとうございます!
しかも100円!
もちろん、1巻も買わせていただいた私ですが…。
このたび、2巻のなんと表紙を、私くま吉が
描かせていただいたのです!
なんということでしょう。
こんなことあっていいのか!?
かなり緊張しながらも、奇跡のコラボを楽しませていただきました!
出来上がったのは、こんなイラストです。
まるちゃんが本を開くと…ぽわわんとうさぎさんたちが現れて、
楽しいお話をしてくれる…。
そんなイメージで描きました。
まるちゃんをご存じない方はこちら!まけもけさんのお気に入りです。
tocotocokumachan.hatenablog.com
表紙といえば、本にとっては顔みたいなものですよね。
私で大丈夫だろうか!?と緊張しつつも、お受けいたしました。
まけもけ神はいつも優しくて、右往左往する私をサポートしてくださり、
ラフ案を送った時、絵が出来上がった時、そして、原画を送った時。
とてもとても喜んでくださりました。
まけもけさんに励まされて、頑張れました。
ありがとうございました!
*・*・*・*・*・*・*・*
さっそく、買ったばかりのi Padで快適に読んでいます。
3時のお茶のお供に、まったりと楽しめます。
おまけの3コマ漫画に、くま吉の名前も出てきて嬉しい〜♪
私は医獣が好きなんです。表紙にも入れちゃいました!
「まけもけ節」とでも言いましょうか、
言葉では形容しがたい、独特の世界観なのですが
すごく癒されるんですよね〜。
なにより、毎日まんがを更新するという偉業を讃えたいです。
たった半年でこのボリュームはすごすぎる…!
*・*・*・*・*・*・*・*
この本には、私以外にもゲスト出演があり、
そのにぎやかさも見どころなんです!
まず、スコちゃん。本のトップバッターとして登場です!
この最初の4コマが、ぐわぐわ団のまんがをより一層引き立てています。
紹介記事にも衝撃的な姿が載っていますのでぜひ〜☆
たのしくいきたい子(くだらない子)さんは、本編に登場しています。
もしかして、まけもけさんにお会いして描いたのかな!?
この紹介記事も、くすっと笑えます。
ぐわぐわ団の愛読者だという、マスクド・ニシオカさんも登場という豪華っぷり!
どこに登場しているのか、探すのも楽しいですね♪
ゲストもたくさんで、これで100円はお値打ちですね〜!
*・*・*・*・*・*・*・*
素敵な機会をいただけたこと、本当に嬉しく思いました。
ありがとうございました♪
次回は、表紙イラストの制作記を、描かせていただきます。
お楽しみに〜!
くま吉
*・*・*・*・*・*・*・*
ヘッダー制作冒険記7
こんにちは、くま吉です。
今日は、この記事の続きです。
tocotocokumachan.hatenablog.com
*・*・*・*・*・*・*・*
前回、無事にデータ納品がすみ、
あとは原画を郵送するだけになりました。
ここからは、らいち先生と私、それぞれの作業になります。
*・*・*・*・*・*・*・*
まずはらいち先生から。
制作過程で、すばらしい習作を描いていたのを覚えていますでしょうか?
tocotocokumachan.hatenablog.com
習作と、ツイッターヘッダーの原画。
すてきですね〜。
透明の額は、絵の邪魔をしないのでオススメだそう。
ちなみに無印良品のものだそうです。
それから、こんなオマケも!
ブログの吹き出しに使える、アイコン集!
6パターンとは…豪華ですよね。
アナログなので、完成稿で修正が出たら大変です。
みにぐりさんとは「修正はラフ稿まで」と約束していたのです。
ですから、らいち先生の予想通り、完成稿は一発OKでした。
先生は、感謝の気持ちとして吹き出しイラストも送ったのでした。
*・*・*・*・*・*・*・*
次は、くま吉です。
私の場合、描いた絵が
「背景」「マトリョーシカ」「妖精×3」
という感じで、完全にバラけていることが大問題でした。
切り取って貼り合わせてもいいけれど、
なにしろ主人公が不在です…。
(主人公は別便で先に行っちゃったのですからね。)
そこで思いつきました。
名付けて「新しく描いちゃえばいいんじゃない!?」作戦です。
お花がいっぱいの春の野原に、みにぐりさんや
出来上がった絵はこちら。
みにぐりさん自身も妖精となったイメージで、髪や瞳もグリーンにしてみました。
メイキングも公開いたします。
まず下書き〜。
マーメイドリップル紙をチョイス。トレースします。
主線は、セピアペンです。
色をつけていきます。
背景にはマスケットインクも使い、
ヘッダー画像を再現したかのような感じに。
すみません、写真がここまでしかありませんでした(^^;)
色鉛筆で加筆した後、ホワイトで輝きをプラスしたら出来上がりです。
完成したら、額に入れます。
私からは、 この絵を郵送いたしました。
そうです、
これにてお仕事終了です…!
*・*・*・*・*・*・*・*
こちらは後日談です。
「送った絵は、今ごろどうしているかな?」
そんなことが気になるのも、絵が子どものようなものだからでしょう。
みにぐりさんが写真を送ってくださりました。
もう一枚。らいち先生の額がリバーシブルです。
この、なんていうか…。
絵たちが仲良く並んでいるところを見て、ほっとしたような
すごく嬉しい気持ちになりました。
(スペースをとりまくっていますがw)
みにぐりさん、大切にしてくださってありがとうございます!
*・*・*・*・*・*・*・*
もはや最初の頃が懐かしいです。
最初、依頼を受けた時はこんなふうに、目をまん丸くしていました。
アナログの絵描きが、合作をしたらどうなるのか!?
手探り状態で始まったお仕事。
絵のプロであるらいち先生、そしてフリーランスのみにぐりさんにも色々教えてもらいました。
何もかもが勉強になることばかり…。
終わってしまったことが寂しくなるような、すごく楽しいお仕事でした。
もうこんな機会はないのかなー、と思いつつも、またこんな機会があったらいいのに。
お2人には、感謝の気持ちでいっぱいです。
制作記はここでおしまい。
みなさん、長い制作記を、最後まで読んでくださって本当にありがとうございました(ToT)
くま吉
*・*・*・*・*・*・*・*
ヘッダー制作冒険記6
こんにちは、くま吉です。
今日は、この記事の続きです。
tocotocokumachan.hatenablog.com
*・*・*・*・*・*・*・*
前回、とうとうデータが出来上がりました。
ようやく納品の時がきたのです!
データを送信し、みにぐりさんに確認していただきます。
緊張が走る瞬間(ごくり…)
確認していただき、一発OKでした!
みにぐりさんはとても喜んで、すぐにツイッターのヘッダーを変えてくださりました。
阿豆らいち@AzuLitchi さんと くま吉@tocotoco_kuma さんに合作で超力作のヘッダーイラストを描いていただきました~。こんなに素晴らしい作品を描いていただき大感謝です!!素晴らし過ぎて早速使わせていただきました~。らいちさん、くま吉さん、本当にありがとうございます。 pic.twitter.com/iZYeodP7Se
— みにぐり (@mini_guri000) 2018年4月26日
みにぐりさんの喜びの声と、
つぶやいた瞬間、たくさんの「いいね!」が届き、
とても嬉しい気持ちになりました。
この喜びがあるからこそ、絵を描く楽しさが倍増するというものです!
※絵のデータだけではなく、著作権について記した書類も一緒にお送りしました。
著作権については、絵を描いた時点で自然発生しておりますので、
どこまでお譲りするのかを書類にて明確にしておいた方が良いとのことです。
(著作権についてまた書けたらいいなと思います!)
そして…
本当に、迅速に対応していただき、ありがたいです。
名残惜しいけれど、これにて、今回のお仕事は終わり。
…と思いきや!
実は、まだやることが残っていたのです。
それについて説明していきましょう!
*・*・*・*・*・*・*・*
私が絵のお仕事をしたいなぁと思った時、
ひとつの大きな問題にぶち当たりました。
それは…。
これって、誰もが一度はつまずく問題かもしれません。
絵というものは、値段が決めづらいもののひとつかな、と思います。
実は…。
このブログを始める以前にも、友人からの依頼を受けたりしていました。
その時は、「絵を描くことは仕事」とも考えておらず、
ましてや「絵を描くことは能力」だと気づいておらず、
「頼まれて絵描いたけど、お礼ってもらったほうがいいの?」
くらいの感覚でした(バカっ)
自分自身がそんな感覚ですから、頼んでくる友人も、
当然のように踏み倒し、値切り、モノでお礼など、
むちゃくちゃな状態でした。
そんな状態を引き起こす原因はただひとつ!!
まず、頼んできた時点でその人に「お金を支払う意思」がなかったのに、
ふわふわとした口約束をして、勝手に報酬を期待し、
最後にがっかりするということを繰り返していました。
だからこそ、
誰かに「絵を描いて」と頼まれたら、
「どんな絵?」「いつまで?」と聞きますよね。
それと一緒に、必ず自分から金額を提示しましょう。
「そんな絵で、お金を取るの?」
「ちょっと、高すぎるんじゃない?」
と言われても、落ち込むことはありません。
時間と労力をかけて絵を描くのです。
この時点で折り合いがつかなかったら、断る勇気も必要ですね。
基本的なことですが、きちんと交渉成立してから仕事にとりかからないと、
後々、困ったことになってしまいます。
アイデアを練ったり、絵を描くことには、時間がかかります。
画材や機材も必要で、制作にはお金がかかるのです。
更に言えば、絵を上達させたり勉強するのには気が遠くなるほどの長い時間がかかっています。
その能力を手にするまでに積み重ねてきた時間があるのです。
私は今まで、「自分の絵なんて…」という思いがあり、
金額の提示がうまくできませんでした。
でも、みにぐりさんとの今回の仕事を通じて、学びを得たのです。
もう自分の能力を安売りすることはやめました。
そのきっかけになったのがこちらの事件です。
なんと…
(金額は明かせませんので、フェイクですw
ここでは仮に、2000ミニグリペソとします)
さすがはみにぐりさん、こちらが金額を提示しなくても、
絵を依頼する段階でしっかりと報酬のお話をしてくれました。
しかし予想外だったのは、その金額が高すぎたこと。
私は腰を抜かしてしまい、パニックになりました。
そんな金額ぜったいにもらえないよぉ〜
自信がないと泣きながら、
「先生に相談するので待ってください!!」と言って、
らいち先生のところへやってきました(駆け込み寺かっ)
「半額にしてもらおう」と泣きついた私に対して、
らいち先生はこんなことを言いました。
そのとき、冷や水をあびせられたかのようにびっくりしました。
「みにぐりさんは、その金額を提示してくれたんだ。
ならば、値下げしてもらうんじゃなく、
金額に見合った価値を生み出そう」
そんな考え方があるのか…!!
自信がないから値下げしてもらおうと思った私。
逃げていますよね。
私の絵にはそれだけの価値があると、みにぐりさんは言ってくれたのです。
そんなみにぐりさんの思いに対して、逃げようとしました。
心底、自分を、恥ずかしく思いました。
だけど…
2000ミニグリペソほどの価値のある仕事って何だろう?
らいち先生は、せっかくアナログで絵を描く私たちだからこそ、
原画を額装して送ろうと言いました。
それはいいアイデアだ!!!
みにぐりさんに
「2000ミニグリペソ受け取る代わりに、原画を輸送いたします。いかがですか?」と提案しました。
みにぐりさんは快諾してくださり、これにて交渉成立し、今回の仕事は始まったのです。
*・*・*・*・*・*・*・*
さて、つまり、データは納品したけれど、まだ仕事は終わっていません。
次回「オラ、原画を納品すっぞ!」お楽しみに〜!
くま吉
*・*・*・*・*・*・*・*