くま吉のトコトコ絵日記

くまちゃんが大好きなプー太郎による、ゆる~い日々を綴ったブログ。

ヘッダー制作冒険記6

こんにちは、くま吉です。

今日は、この記事の続きです。

tocotocokumachan.hatenablog.com

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前回、とうとうデータが出来上がりました。

ようやく納品の時がきたのです!

 

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データを送信し、みにぐりさんに確認していただきます。

緊張が走る瞬間(ごくり…)

 

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確認していただき、一発OKでした!

みにぐりさんはとても喜んで、すぐにツイッターのヘッダーを変えてくださりました。

 

 

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みにぐりさんの喜びの声と、

つぶやいた瞬間、たくさんの「いいね!」が届き、

とても嬉しい気持ちになりました。

この喜びがあるからこそ、絵を描く楽しさが倍増するというものです!

 

※絵のデータだけではなく、著作権について記した書類も一緒にお送りしました。

著作権については、絵を描いた時点で自然発生しておりますので、

どこまでお譲りするのかを書類にて明確にしておいた方が良いとのことです。

著作権についてまた書けたらいいなと思います!)

 

そして…

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本当に、迅速に対応していただき、ありがたいです。

名残惜しいけれど、これにて、今回のお仕事は終わり。

 

…と思いきや!

実は、まだやることが残っていたのです。

それについて説明していきましょう!

 

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私が絵のお仕事をしたいなぁと思った時、

ひとつの大きな問題にぶち当たりました。

それは…。

 

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これって、誰もが一度はつまずく問題かもしれません。

絵というものは、値段が決めづらいもののひとつかな、と思います。

 

実は…。

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このブログを始める以前にも、友人からの依頼を受けたりしていました。

その時は、「絵を描くことは仕事」とも考えておらず、

ましてや「絵を描くことは能力」だと気づいておらず、

「頼まれて絵描いたけど、お礼ってもらったほうがいいの?」

くらいの感覚でした(バカっ)

 

自分自身がそんな感覚ですから、頼んでくる友人も、

当然のように踏み倒し、値切り、モノでお礼など、

むちゃくちゃな状態でした。

 

そんな状態を引き起こす原因はただひとつ!!

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まず、頼んできた時点でその人に「お金を支払う意思」がなかったのに、

ふわふわとした口約束をして、勝手に報酬を期待し、

最後にがっかりするということを繰り返していました。

 

だからこそ、

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誰かに「絵を描いて」と頼まれたら、

「どんな絵?」「いつまで?」と聞きますよね。

それと一緒に、必ず自分から金額を提示しましょう。

「そんな絵で、お金を取るの?」

「ちょっと、高すぎるんじゃない?」

と言われても、落ち込むことはありません。

時間と労力をかけて絵を描くのです。

この時点で折り合いがつかなかったら、断る勇気も必要ですね。

基本的なことですが、きちんと交渉成立してから仕事にとりかからないと、

後々、困ったことになってしまいます。

 

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イデアを練ったり、絵を描くことには、時間がかかります。

画材や機材も必要で、制作にはお金がかかるのです。

更に言えば、絵を上達させたり勉強するのには気が遠くなるほどの長い時間がかかっています。

その能力を手にするまでに積み重ねてきた時間があるのです。

 

私は今まで、「自分の絵なんて…」という思いがあり、

金額の提示がうまくできませんでした。

でも、みにぐりさんとの今回の仕事を通じて、学びを得たのです。

もう自分の能力を安売りすることはやめました。

 

そのきっかけになったのがこちらの事件です。

なんと…

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(金額は明かせませんので、フェイクですw

ここでは仮に、2000ミニグリペソとします)

 

さすがはみにぐりさん、こちらが金額を提示しなくても、

絵を依頼する段階でしっかりと報酬のお話をしてくれました。

しかし予想外だったのは、その金額が高すぎたこと。

 

私は腰を抜かしてしまい、パニックになりました。

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そんな金額ぜったいにもらえないよぉ〜

自信がないと泣きながら、

「先生に相談するので待ってください!!」と言って、

らいち先生のところへやってきました(駆け込み寺かっ)

 

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「半額にしてもらおう」と泣きついた私に対して、

らいち先生はこんなことを言いました。

 

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そのとき、冷や水をあびせられたかのようにびっくりしました。

 

「みにぐりさんは、その金額を提示してくれたんだ。

ならば、値下げしてもらうんじゃなく、

金額に見合った価値を生み出そう

 

そんな考え方があるのか…!!

自信がないから値下げしてもらおうと思った私。

逃げていますよね。

私の絵にはそれだけの価値があると、みにぐりさんは言ってくれたのです。

そんなみにぐりさんの思いに対して、逃げようとしました。

心底、自分を、恥ずかしく思いました。

 

だけど…

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2000ミニグリペソほどの価値のある仕事って何だろう?

らいち先生は、せっかくアナログで絵を描く私たちだからこそ、

原画を額装して送ろうと言いました。

それはいいアイデアだ!!!

 

みにぐりさんに

「2000ミニグリペソ受け取る代わりに、原画を輸送いたします。いかがですか?」と提案しました。

みにぐりさんは快諾してくださり、これにて交渉成立し、今回の仕事は始まったのです。

 

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さて、つまり、データは納品したけれど、まだ仕事は終わっていません。

次回「オラ、原画を納品すっぞ!」お楽しみに〜!

 

くま吉

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