こんにちは、くま吉です。
はじめから読む方は、こちらからどうぞ!
にんにくシリーズの続きです。
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私はずっと、にんにくアレルギーという言葉を使っておりましたが、
それは分かりやすく伝えるためで、正確に言うと、
アリシン(硫化アリル)という成分のアレルギーです。
それは、にんにくも含む、ネギ類に含まれる成分です。
硫化アリルが含まれる食品はユリ科ネギ属の仲間たちです。長ネギや白ネギ、玉ねぎの他、アサツキ・にんにく・ニラ・らっきょうなどが含まれています。
私の場合、摂取すると、消化器系に症状が出ます。
下痢、嘔吐、腹痛、頭痛、動悸、めまい、疲労感、脱力感、悪心などです。
(皮膚に出るタイプではありません)
今日は、私と同じアレルギーを持つ方や、
アレルギーをもっと知りたいと思ってくださる方に向けて、
記事を書こうと思います。
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食べられないものは、以下のものです。
にんにく、ニラ、ネギ、玉ねぎ、らっきょう、あさつきなど。
これらを「にんにくファミリー」と名付けました。
このメンバー。見ただけで、臭そう
いえ、外食が大変なのはお分かりいただけると思います。なぜなら・・・
和食を選べば、にんにくとニラには、ほぼ遭遇せずに済みます。
ところが、生ネギは和食にもよく出現しますね。
ここまで来ると、じゃあ何なら食べられるの?と、友人に聞かれます。
そんな時はこう答えましょう。
お寿司か、うなぎか、オムライスがいいと・・・(具体的すぎる)
イタリアン、スペイン、フレンチ、中華、韓国、インド、メキシコ、ベトナム料理などは基本的にNGです。
外食だと、和食以外の選択肢はほぼ無いのが現実です。
必然的に食事は自炊になります。
自炊の場合、ネットや本などで調べたレシピから
にんにくファミリーを抜けばいいのかなと思うでしょう。
ですが、「抜いた」料理は、あまり美味しくありません。
なぜかというと、にんにくファミリーは臭いが強く味もぴりっとしているので、
レシピの中では大切なアクセントとして使われていることが多く、
抜くと味が激変してしまうのです。
世の中には、にんにくやネギ頼みのレシピが意外と多いんですよ。
なんとも切ない。かと言って抜きますけどね!!
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じゃあ、そもそも
にんにくファミリーが使われていないレシピって無いのでしょうか?
実は、あります。
にんにくファミリーが、絶対に入っていないと断言できる料理です。
そんな料理があるの!?
それは・・・
そう、精進料理なんです。
ウィキペディアより抜粋
精進料理では避けるべきと考えられている食材が大きく分けて2つあり、1つは動物性の食材、もう1つは五葷(ごくん)と呼ばれるネギ属などに分類される野菜である。五葷(ネギ科ネギ属などに属すにんにく、ねぎ、にら、たまねぎ、らっきょう)は禁忌とされることがある。これは煩悩を刺激し、食材の匂いも強いことから避けられる。
五葷の内容は、時代や地域によって少し変わるようですが、
精進料理の中に、にんにくファミリーが紛れ込むことは絶対にありません。
これなら、レシピ通りに作れますし、安心して食べられますね。
しかも、すごく美味しいのです。
というわけで、私は料理をするとき、基本的には精進料理を作っています。
ふぅ〜、長くなってしまいました。
明日は、精進料理のおすすめレシピ紹介をお送りします。
くま吉
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